将軍様のひとりごと

半年振りに再開します。グッときたネタを仕入れた時のみ不定期に更新する予定です。よろしくど~ぞ~m(__)m

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骨折した指を『温めて揉んどけ』だとぉ!?

将軍が小学校6年生の頃の話。

体育の授業でバスケの試合中、相手チームのパスカットをしようとして左手小指を横から強打。もんの凄い激痛が走り、痛みに耐えかねて保健室へ急いだ。保健の先生の診断は『打撲』。シップを貼ってもらいすぐに体育館へ戻ったが、授業は見学することにした。

体育はその日の最後の授業だった為、間もなく下校。小指がジンジンと痛む。何気に患部を観察してみると、小指から手首にかけて紫色に変色している。


「なんじゃこりゃぁぁぁぁぁ!!!」


と、松田優作バリの奇声を発した将軍。半べそをかきながらとぼとぼ帰宅。打撲ごときにこんな破壊力があったであろうか。過去に何度も経験したが、これ程までに激痛を感じた事は無かった。しかも皮膚が変な色になっているし、これは尋常ではないだろう。もしかしたら骨折しているかもしれない。母ちゃんが帰ってきたら患部を見せ、相談してみよう。病院へ連れて行ってくれるかもしれない。

しばらくして仕事を終えた母ちゃんが帰宅。早速怪我の報告をし、患部を見せる。じーっと観察する母ちゃん。


「シップをきつく巻き過ぎたんだろーね。


お風呂入って温めて揉んどきゃ治るよ」



まさかのアドバイス。温めて揉めば治るのか。シップをきつく巻き過ぎてこの色になってしまったのか。そうか。もぅ。保健の先生ったら、うっかりミス(^_-)-☆

そして、恐怖のお風呂タイムはやってきた。髪を洗っても体を洗っても小指が当たり痛い。血行促進により体温は上昇。更にお湯攻めという温めのダブルパンチで痛みは順調に増している。この上、母ちゃんから言われた到底ベストアドバイスとは思えない『揉み』という試練が待っている。将軍はその想像を絶する痛みに耐えられるか不安だった。しかし、今は母ちゃんのアドバイスに素直に従うしかない。他に進む道は無いのだ。

洗うという行為を一通り済ませ、いよいよ湯船につかる。湯船につかるという事は、同時に『揉み』がセットでついてくる。恐る恐る小指を揉み始める。


「ぎょあぐぎぎぎぎぃぃぃ!!!」


あまりの痛みに悶絶する将軍。この世の痛みとは思えない。過去に経験した痛みの100倍は確実に痛い。『この痛みに10分耐える』と『今すぐ死ぬ』の二択しか選択肢がなかったら、迷わず後者を選んだであろう。しかしこの変色を治すには耐えるしかない。母ちゃんがそう言ったのだから間違えはないのだ。母ちゃんは正しい。母ちゃんは正しい事しか言わないに決まってるのだ。

そもそもお風呂とは、汚れを落とすと共に一日の疲れを癒す場だ。しかし、どっぷりと疲れ果て魂が半分抜けた状態で上がった将軍。これでは風呂に申し訳がたたない。風呂よ、ごめん。

風呂から上がりヘトヘトの将軍。すかさず母ちゃんから一言。


「明日には治ってるよ。早く寝な」


そうだね。今日はもう疲れたから寝るよ。あんなに頑張って痛みに耐えたんだもの。明日にはきっと治ってるよね。母ちゃんありがとう。

ジンジンと痛む小指のせいで、寝たいのに寝られないという二重の苦痛。意識朦朧としながら苦しんだが、いつの間にか眠ったのだろう。明日にはこの痛みともおさらばさ。あばよ、痛み。もう会う事も無いだろうけど、達者でな。


翌朝


「昨日より痛ぇぇぇぇぇ!!!」


母ちゃん、あんたどうやっておとしまえつけてくれるんだよ。間違えなく昨日より悪くなってんぞ。あんなに我慢して揉んだのに。


「昨日より痛いから病院行くよ…。


保険証とお金ちょうだい…」



朝の支度で忙しそうな母ちゃんに勇気を出して言った。明らかに迷惑顔の母ちゃん。


「病院?大袈裟な子だねぇまったく。


病院終わったらちゃんと学校行くんだよ」



投げ出される様に渡された保険証とお金を握り締め、一人病院へ向かった。

病院はそこそこ混んでいて呼ばれるまで結構時間がかかった。暫くして将軍の名前が呼ばれ、診察室に入った。先生は容赦無く激痛の走る小指をもみもみする。元々我慢強い将軍。目に涙をいっぱい溜めながらも、もみもみ診断を何とか乗り越えた。


「多分折れてると思うからレントゲン撮るよ」


多分折れてると思うから…


多分折れてると思うから…


多分折れてると思うから…


やっぱりね。そう思ってたんだよ。だってこんなに変な色になってるし、はんぱねー痛みなんだもん。あはは。折れてるって。折れてたのにマッサージなんかしちゃって、将軍ったらもーおバカさん♪


ババァ…………


レントゲンを見て間違えなく折れてると太鼓判を押される。全治一ヶ月との事。その後、添え木の様な物と包帯で小指をぐるぐる巻きにされ診察終了し、帰りに痛み止めを処方された。そのままトボトボと学校へ向かう。本当はもう家に帰りたかったが、別に病気でもないのに休むわけには行くまい。

授業を終え、ぐったりとした足取りで帰宅。母ちゃんが帰って来るまで、あー言ってやろうとか、こー言ってやろうなどと色々考えているところに母ちゃんが帰ってきた。将軍は皮肉たっぷりにこう言った。


「骨折だって。全治一ヶ月」


どうだ驚いたか。少しは反省しろ。『温めて揉め』なんぞ適当なアドバイスをした自分を恥じろ。

将軍は期待していた。母ちゃんが涙ながらに謝ってくるだろう事を。そして、心配して労わりの言葉をかけてくれる事を。


「やっぱりね。折れてると思ってたよ。


まったく、心配かけるんじゃないよこの子は」



!?


やっぱりってなに?折れてると思ってたってなに?なにこの展開…。

母ちゃんは謝るどころか、始めから折れていると分かっていて、病院行きを勧めたのは私だと言わんばかりの口調だ。凄い。あんた凄いよ。

母ちゃんは別に悪くない事は分かっている。母ちゃんは医者じゃないんだし、間違って見当違いなアドバイスをする事もあるだろう。将軍が腹を立ててるのはそんな事じゃない。そんな事じゃないんだよ。病院から帰ってきてくったくたの子供に、「だから早く病院へ行けと言ったろう?このバカめ」というニュアンスで言った母ちゃんに腹を立てているのだ。将軍が病院へ行くと言い出さなかったらあんた、放っておいただろ?毎日風呂で揉めと言ったろ?なのに自分のお手柄的な発言はよしていただきたい。なぁ母ちゃん、自分の非は認めようぜ。潔く。
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テーマ:ネタのような本当の話 - ジャンル:お笑い

  1. 2006/04/19(水) 12:25:46|
  2. 爆裂母ちゃん
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